「考えが甘かった」「一部は返納したい」次長課長・河本準一記者会見を無編集ノーカット全文掲載
2012年05月25日 21:44
| 芸能スクープ
25日、都内でお笑いコンビ次長課長の河本準一が記者会見を行い
実母の“生活保護不正受給疑惑”について釈明会見を行っています。
実際に不正受給は行われていたのか
また、そもそも実収入が3,000万とも5,000万ともいわれる
高額所得タレントの親族が生活保護を受けている実態に
妥当性があるのかについて
河本本人と所属の吉本興業がどのような見解を示すのかに
焦点が集まったこの会見。
日刊サイゾーが、会見の全文を無編集・ノーカットで掲載しています。
(以下引用)
会見冒頭、深々と頭を下げる3人。
竹中 本日はお忙しい中、また急なお声掛けにもかかわりもせず、ありがとうございます。私、よしもとクリエイティブエージェンシー広報を担当しております竹中でございます。これから、先般報道されております、当社所属タレント・次長課長河本準一より、ご説明させていただきます。みなさまからご覧になられて上手のほうになりますが、吉本興業法務部本部長・渡邊でございます。本日はよろしくお願いいたします。それではまず、河本本人のほうから、この件につきまして一言ご挨拶申し上げます。よろしくお願いします。
河本 本日はお集まりいただきまして、まことにありがとうございます。今回のいろいろな騒動の件、大変ご迷惑をおかけいたしました。申し訳ありませんでした(深く頭を下げる)。
母親のことについて、説明させていただきます。母親が生活保護を受給していたかどうかという報道がありましたが、それは事実でございます。生活保護を受給した時期でございますが、まだ自分が芸人としてまったく仕事がない時期でございまして、そのころ母親は一人で、スーパーの鮮魚の方で働いていました。そのころに、病気を患いまして、医者の方に行ったところ、ドクターストップがかかり、生活保護を受給するという形に、母親が自分で決めてきました。
その際に、福祉の方から「母親の面倒を見ることはできないか」というようなお話をいただきましたが、そのころの自分の年収が100万円を切っておりまして、今の段階では、申し訳ありませんが、母親の面倒を見ることはできませんということで、福祉の方に、一筆書きまして、書類の方をお返しさせていただきました。
自分がもっと努力をし、早く生活保護から抜け出させてやりたかったわけですが、現実的にはうまくいかず、そこから母親の生活保護の受給が始まりました。
自分が東京に出てきてテレビに出るまでに、かなりの時間がかかってしまいまして、その間、環境も変わり、自分も結婚いたしまして、自分の中に家族もできました。東京に出てからも、自分もバイトをし、自分の奥さんにもバイトをしてもらって生計を立てるようになりました。そこから数年が経ったころ、ようやく全国のテレビ番組に出させていただくことができまして、福祉事務所の方から「母親の援助はできませんでしょうか」というお話をいただきました。
その話を自分の家族のところに持って帰りまして、しっかりと話をしたうえで、福祉の担当の方に、「援助できます」と、ただし「今自分ができる限りの精一杯の援助しかできませんが、それでもよろしいでしょうか」というお話を福祉の方にさせていただきまして、書類をお返しいたしました。
それから数年が経ちまして、再度福祉事務所の方から、「援助の増額の方をしていただけませんでしょうか」というお話をいただきまして、改めて、家族の方とお話をしまして、増額の援助を、確実に毎月送れる金額を提示しまして、福祉の方と相談し、話し合いまして、増額を決め、書類の方をお返しさせていただきました。
これまですべて福祉の方と相談したうえで決めたことですので、このことに関して何か問題があるかどうかというのは、想像もできませんでしたが、今になると、むちゃくちゃ甘い考えだったのではないかと、深く反省しております。申し訳ありませんでした。
自分のやっている仕事は、まったく収入が安定せず、いつ仕事がなくなってもおかしくないというような不安を抱えながら毎日、やらしていただいております。そんな中、今もずっと病気を患っている母親の治療費のことであるとか、自分の家族のことであるとか、周りにいる親戚の方であるとか、自分がダメになってしまうと、全員がダメになってしまうんではないかという、自分だけのことですが、勝手な不安に陥りまして、生活保護の福祉の方々にお話をして、援助の金額を決めさせていただきました。
ただ母親は、一人で僕と姉を育ててきまして、大変お世話になった方なのに、今度は自分がオカンを、オカンの面倒を見なければならないということに対しまして、自分の考えが非常に甘かったというような認識があります。
本来なら、自分がしなければならないようなことを、岡山の福祉の方々に助けていただきまして、大変お世話になりましたので、うちのオカンがお世話になった分のお金を、福祉の方に助けていただいた分のお金を、きちんと、お返ししたいと思っております。
お金をきちんとお返ししたうえで、岡山の……岡山に対しまして、いろんなことで貢献や、福祉の方に貢献できればと、これから継続的に考えていきたいと思っております。岡山の行政の方々といろいろお話合いをして、これから早急に、いろんなことに役立っていければなと、思っております。
今回の件は、本当に、深く考えさせられました。もっと自分がしっかりしていれば、母親に嫌な思いをさせることもなかったでしょうし、税金を負担してくださってるみなさまに、大変申し訳なく思っております。また、少ない収入で、なおかつ不安定な仕事を、不安定な収入の仕事をされている方は日本全国にたくさんいらっしゃいます。自営業の方ですとか、そういう方々でも、ごく当たり前のように親の面倒を見るという、そういう方も、全国のみなさん、みんなされているにもかかわらず、自分の仕事が不安定だということだけで、甘くなってしまった自分が、今は情けなく思っています。そのような方々に、改めて、お詫び申し上げたいと思います。申し訳ありませんでした。
今後とも、よろしくお願いいたします。
竹中 それでは改めまして、質疑応答を受けたいと思います。改めて申し上げますが、お金に関することですとか、本人また家族に及びますプライバシーに関することにつきましては、どうぞご遠慮いただけますようにお願い申し上げます。それでは、挙手の上、ご質問よろしくお願いいたします。
──時期の確認をしたいんですけれども、最初に生活保護を受けられたのは何年になるのでしょうか。
河本 僕が芸人になってから、2〜3年くらい経ってからだと思いますので、14〜5年くらい前だという認識があります。
──最初の「援助できます」とお返事されたのが、いつごろになりますか?
河本 最初の、第1回目の援助が5〜6年くらい前だったと思います。
──増額されたのはいつですか?
河本 今年に入ってからです。
──今年のいつですか?
河本 1月……。
──現在はどのようになっているんでしょうか。
河本 現在は生活保護を受けておりません。
──それは、いつおやめになったんですか。
河本 おやめになったというか、これは私がしたことではなくて、母親が、僕に対してもそうなんでしょうけれど、これ以上、迷惑をかけれないというような思いがあったのでしょうか、母親の方から、生活保護を打ち切りたいという話がありました。
──それはいつですか?
河本 3月か4月ころだったと思います。
──そうすると、それまでの生活保護自体は、正しかったとは思っていますか? その最初のころ……。
河本 はい。
──で、途中からは、やはり正しくはなかったと。
河本 いえ、ずっと正しいと思っていましたが、ただ自分の認識の甘さといいますか、福祉の方と、きっちりと相談したうえで、別に僕がですね、何もかもを無視して勝手に毎月送っていたわけでもございませんし、最低限今できる金額はこちらですけどよろしいでしょうか、というような了解をきっちり得まして、納得していただいたうえで、こちらのほうでやらしていただいたので、そこに問題があるというのは、最初はまったく気づきませんでしたが、いろいろなご指摘がありまして、改めて自分の甘さに、人としてですが、人間として、自分だけが甘えているんではないかというような思いになりました。すいませんでした。
──そうしますと、生活保護を受けていたことは、正しいと思ってはいらっしゃいますが、不正受給とは違うと。
河本 はい。
──そうなると、正しい分も返還されるということですか。
河本 えー、正しい……分といいますか、それまでは、自分の年収が、自分の家族が養える分だけの収入をもらえていませんでしたので、生活保護を受けざるを得ないという状況になった時期は、福祉の方にお世話になったので、そこは生活保護を受給されてるということで普通に問題はないと思うんですけども、要は自分がテレビに出だして、収入がたくさんあるにもかかわらず、その時点で生活保護を受けていたというその事実、その部分に対しまして、自分の認識の甘さがかなりありましたので、おそらくそのへんからの生活保護でいただいてた分は、すべてきちんとお返ししたいと思っています。
──そうするとそれはいつからの分をお返しする予定ですか?
河本 だいたい5〜6年前からだと思います。
渡邊 すいませんあの、行政の方とそこらへんのところを、これから今あの、しっかりお話させていただいて、調整しているところですので、正確なところはまだ決められないといったところがあるので、ご理解いただければと思います。お願いいたします。
──河本さんが、毎日テレビに出てお仕事されてる中で、自分の母親が生活保護を受けている。どんな気持ちでいらっしゃいましたか?
河本 正直なところ話させていただきますけど、情けなくて恥ずかしい気持ちです。自分の母親が生活保護を受けているというところは、正直誰にも知られたくなかったですし、そういうことも全部世間の方にも分からなく、明るく振る舞うということが自分の仕事だと思っていましたので、ずっと生活保護を受けてる中、仕事をしてきましたが、早く抜けさせてあげなければというような思いで仕事をしてまいりました。
──その、増額をされた、5〜6年前ですよね、そのころでも十分にお母さんの面倒を見られるといったようなことではなかったんですか。
河本 かなり自分の認識が甘かったんだと思います。「その時期に見れただろう」というご指摘もたくさんありましたけれども、先ほども申しましたように、これは自分1人だけではないんですが、来年の仕事の保証はまったくございませんし、まあ自分事ではございますが、その間にも数回、長期的に休まなければならない病気も患ってしまいまして、その分、すべて自分の負担となりますし、芸人保険というものもございませんので、パニックになったのが、今の正直な気持ちです。
──5〜6年前から援助をいくらか始められて、今年1月にも増額という形もさらにできたという中で、でも、今年の3月あるいは4月ころにお母様の方で打ち切りたいというまでは、打ち切りということに関しては一切お考えにはならなかったのでしょうか。
河本 いえ、半年くらい前から、話し合いのほうはずっと進めてまいりました。その分、これは生活保護を実際に受けてる家族の方たちだとご理解いただけると思うんですが、特に大病を患っているご家族がいる場合ですと、急に莫大なお金がかかったりと、いろんなことがございますので、定期的に、自分の方でもお金の蓄えもしていかなければなりませんし、なおかつ、毎日の生活も、自分の家族の生活もありますしと、いろんなことがございましたが、その分、福祉の方々に、少し自分の気持ちが甘かったのか、半年くらい前からお話させていただくようになりました。
──そのお母様の生活ぶりというのは、生活保護プラスその河本さんの援助、のみで生活をされる予定だったのでしょうか。それともほかに、たとえば毎月いかばかりかお小遣いというか、必要なときには差し上げるというようなことはあったのでしょうか。
河本 基本的にはありません。長年会っていないという状況もありましたし、岡山と東京ということで、自分の仕事が忙しくなってきまして、仕事がないときには、電話のできるタイミングとかもあったのですが、深夜に収録が終わることが多いので、なかなか話することもできなかったですし、そのへんが今回の件を招いたのだと思いますけれど、もっと母親のケアができればな、と思っています。
──渡邊さんは弁護士でもあられるので法的なことをうかがいたいのですけれど、今、河本さんの認識でも「違法な点はなかった」ということをお話しされたと解釈しましたけれども、基本的にすべて福祉事務所と話したうえで、河本さんの収入面も含めて、どれくらい払えるかということを決めて、支援して、残りの分を生活保護で受給していたということで、それ以外にお金を渡したりはしていないということで、判断として、虚偽の申告をしていたりとか、お金は、実際には母親に資産があったにもかかわらず受給をしていたというようなことは一切なかったということでよろしいのでしょうか。
渡邊 はい、純粋に法的なことで申し上げますと、我々の方では、そういったいわゆる「不正受給」といわれるような虚偽の申告をして生活保護を受けるというような行為ではなかったと認識しておりますので、問題ないと判断しておりますが、今回、河本本人の意思もあるんですけれど、道義的な部分で、というところでお話をさせていただいているという認識でございます。
──河本さんにおうかがいしたいんですけれども、先ほど、いろいろ苦労している方に申し訳ないという道義的な面でのお話があったんですけれども、これ逆に、生活保護を受けざるを得ない人にですね、辞退を強要するような風に取られかねないので、そこらへんのところを渡邊さんと河本さんにもう一度お話いただきたいんですけれど、今回、河本さんがお金を払える状態なので、受給資格はあったけれども、融資的に福祉の方にお返ししたいということであるのかという確認とですね、本当に困窮している方が受給していることについてどうこう言うことではないんだという理解でよろしいのかどうか、もう一度お話をいただきたいと。
河本 はい。改めまして、これは自分の気持ちです。今まで自分がしなければならなかった、福祉の方々にいろいろ助けていただいた分、その分をきちんと返すというのは、自分の気持ちであります。
──河本さんにおうかがいします。認識が甘かった、ということをおっしゃっていますが、具体的には、福祉事務所と援助額を決めていたということですが、この額が少なかったという部分に対してなのでしょうか。
河本 少なかったというようなお話よりも、収入が多いのにもかかわらず生活保護を受けているのは道義的にどうなのかということの指摘に対しまして、自分の認識が甘かったというようなことでございます。
──以前は収入が多いにもかかわらず生活保護を受けるということについては、あまり道義的に問題は感じていらっしゃらなかったということでしょうか。
河本 感じてはいなかったといいますか、確かにそういう部分では甘い部分があったのかなと感じています。情けなく思っています。
──今回の生活保護受給についてですね、母親以外に親族の方も受給しているといわれてまして、3親等以内には扶養義務が発生するわけですけれども、その扶養義務が発生するような親族の方が何名いたのかということと、その方はいつからいつまで受給していたのか、今も受給しているのか、それについては支援できなかったのか、問題点がなかったのか、返納するのか、そのへんをお答えいただきたい。
竹中 こちら、渡邊のほうからお答えさせていただきます。
渡邊 あのー本当に大変申し訳ないんですけれども、みなさんそうやってご心配いただくのはわかるんですけれども、親族の生活状況であるとか、誰が保護を受けていて誰が受けていなくてっていうところは、極めて個人的なお話になってきますので、お答えを控えさせていただくということで、ご理解いただきたいというふうに思っております。申し訳ありません。
──河本さんにおうかがいしたいんですけれども、今回の一件、この1カ月ほどかなり報道があったかと思うんですけれど、その間お母さんと何かやりとりとか、お話されたとか、実際岡山に帰ってお話になったとか、そういうのがあれば教えてください。
河本 今日の会見にいたるまで、ずっと仕事をしていまして、岡山の実家の方に帰ることはできませんでしたが、今日も母親と電話をしまして「しっかりしゃべってこい」と言われました。
──今回の件を受けてですね、国会議員の方が問題視というかですね、議論をされているんですけれども、そのことについてはどのようにお考えですか。
河本 今の私の立場から何も言えることはございません、はい。
──そのことについてですね、河本さんご自身の言葉で説明していただきたいというのが国会議員のみなさんのお話だったんですが、今日にまで至る、少しお時間がかかったかなという印象があるんですが、それはどういう経緯があったんでしょうか。
渡邊 すみません、それは議員の先生方とお話をしてから、ここにいたるまでというご主旨でしょうか。まああの、私の方で議員の人とお話をさせていただいてるんですけれども、そこからさらにいただいた話を吟味したりとか、こちらのほうでも改めていろんな方のお話を聞いたりとかで時間がかかってしまいましたので、もし時間がかかっているという風にご批判があるんであれば、申し訳なかったと思っておりますが、議員の方々も含め、これからしっかりと、真摯に、誠実にお話をさせていただきたいと思っておりますので、そういうところでご回答させていただくということでよろしくお願いいたします。
──もし、河本さんが芸人ではなく一般のサラリーマンだったとしたら、このような事態をどう考えていたと思われますか。
河本 最初の時点で、母親が生活保護を受けなければならなくなった理由のひとつといたしまして、年収が100万円にも満たなかったという時代が数年にわたって続くという事態が、サラリーマンでは起きないと思います。安定した収入がある、もし仮に僕がそういうことになっていましたら、早急な対応がその時点でできていたのではないかと思いますが、それを言うなら、もう自分の収入が高くなったときに、生活保護を、なぜ自分で面倒みるようなことにできなかったのかというようなご指摘になりますので、すべて自分の認識の甘さ、情けないと思いますし、道義的に人として、まだまだ未熟者だなということを実感いたしました。すみません。
──今回、週刊誌や国会議員の片山さつき議員のほうで、今回のことが発覚したあと、河本さんのほうでTwitterのプロフィール欄を変更したと思うんですが、このプロフィール欄の内容を変更した意図というのを改めてお聞きしたいと思います。
河本 子を持つ親でありながら、いろいろなストレスを抱えてしまいまして、自分のうやむやな気持ちでTwitterのプロフィールに軽率な言動を書いたことは、深くお詫び申し上げます。すみませんでした。
竹中 ありがとうございました。そういうことで、本日はお忙しい中お越しいただきまして、誠にありがとうございました。この後、私と渡邊は残りますので必要なことがございましたらどうぞ聞いてください。いったんこの場で退席させていただきます。
河本 改めまして、大変お騒がせしましたことを、お詫び申し上げます。申し訳ありませんでした。
(日刊サイゾーより引用)
河本は会見で終始、”認識が甘かった”と詫びていましたが
「もらうものはもらっとけ」
と、放言していたことを思えば、とてもじゃないが許せない。
まさに、犯罪行為と紙一重ですね。
たとえ芸人とはいえ、人の模範であるべき立場なのに
不正受給を助長するような言動は、あってはならないこと。
これを機会に、法的な規制も見直していってほしいものですね。
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実母の“生活保護不正受給疑惑”について釈明会見を行っています。
実際に不正受給は行われていたのか
また、そもそも実収入が3,000万とも5,000万ともいわれる
高額所得タレントの親族が生活保護を受けている実態に
妥当性があるのかについて
河本本人と所属の吉本興業がどのような見解を示すのかに
焦点が集まったこの会見。
日刊サイゾーが、会見の全文を無編集・ノーカットで掲載しています。
(以下引用)
会見冒頭、深々と頭を下げる3人。
竹中 本日はお忙しい中、また急なお声掛けにもかかわりもせず、ありがとうございます。私、よしもとクリエイティブエージェンシー広報を担当しております竹中でございます。これから、先般報道されております、当社所属タレント・次長課長河本準一より、ご説明させていただきます。みなさまからご覧になられて上手のほうになりますが、吉本興業法務部本部長・渡邊でございます。本日はよろしくお願いいたします。それではまず、河本本人のほうから、この件につきまして一言ご挨拶申し上げます。よろしくお願いします。
河本 本日はお集まりいただきまして、まことにありがとうございます。今回のいろいろな騒動の件、大変ご迷惑をおかけいたしました。申し訳ありませんでした(深く頭を下げる)。
母親のことについて、説明させていただきます。母親が生活保護を受給していたかどうかという報道がありましたが、それは事実でございます。生活保護を受給した時期でございますが、まだ自分が芸人としてまったく仕事がない時期でございまして、そのころ母親は一人で、スーパーの鮮魚の方で働いていました。そのころに、病気を患いまして、医者の方に行ったところ、ドクターストップがかかり、生活保護を受給するという形に、母親が自分で決めてきました。
その際に、福祉の方から「母親の面倒を見ることはできないか」というようなお話をいただきましたが、そのころの自分の年収が100万円を切っておりまして、今の段階では、申し訳ありませんが、母親の面倒を見ることはできませんということで、福祉の方に、一筆書きまして、書類の方をお返しさせていただきました。
自分がもっと努力をし、早く生活保護から抜け出させてやりたかったわけですが、現実的にはうまくいかず、そこから母親の生活保護の受給が始まりました。
自分が東京に出てきてテレビに出るまでに、かなりの時間がかかってしまいまして、その間、環境も変わり、自分も結婚いたしまして、自分の中に家族もできました。東京に出てからも、自分もバイトをし、自分の奥さんにもバイトをしてもらって生計を立てるようになりました。そこから数年が経ったころ、ようやく全国のテレビ番組に出させていただくことができまして、福祉事務所の方から「母親の援助はできませんでしょうか」というお話をいただきました。
その話を自分の家族のところに持って帰りまして、しっかりと話をしたうえで、福祉の担当の方に、「援助できます」と、ただし「今自分ができる限りの精一杯の援助しかできませんが、それでもよろしいでしょうか」というお話を福祉の方にさせていただきまして、書類をお返しいたしました。
それから数年が経ちまして、再度福祉事務所の方から、「援助の増額の方をしていただけませんでしょうか」というお話をいただきまして、改めて、家族の方とお話をしまして、増額の援助を、確実に毎月送れる金額を提示しまして、福祉の方と相談し、話し合いまして、増額を決め、書類の方をお返しさせていただきました。
これまですべて福祉の方と相談したうえで決めたことですので、このことに関して何か問題があるかどうかというのは、想像もできませんでしたが、今になると、むちゃくちゃ甘い考えだったのではないかと、深く反省しております。申し訳ありませんでした。
自分のやっている仕事は、まったく収入が安定せず、いつ仕事がなくなってもおかしくないというような不安を抱えながら毎日、やらしていただいております。そんな中、今もずっと病気を患っている母親の治療費のことであるとか、自分の家族のことであるとか、周りにいる親戚の方であるとか、自分がダメになってしまうと、全員がダメになってしまうんではないかという、自分だけのことですが、勝手な不安に陥りまして、生活保護の福祉の方々にお話をして、援助の金額を決めさせていただきました。
ただ母親は、一人で僕と姉を育ててきまして、大変お世話になった方なのに、今度は自分がオカンを、オカンの面倒を見なければならないということに対しまして、自分の考えが非常に甘かったというような認識があります。
本来なら、自分がしなければならないようなことを、岡山の福祉の方々に助けていただきまして、大変お世話になりましたので、うちのオカンがお世話になった分のお金を、福祉の方に助けていただいた分のお金を、きちんと、お返ししたいと思っております。
お金をきちんとお返ししたうえで、岡山の……岡山に対しまして、いろんなことで貢献や、福祉の方に貢献できればと、これから継続的に考えていきたいと思っております。岡山の行政の方々といろいろお話合いをして、これから早急に、いろんなことに役立っていければなと、思っております。
今回の件は、本当に、深く考えさせられました。もっと自分がしっかりしていれば、母親に嫌な思いをさせることもなかったでしょうし、税金を負担してくださってるみなさまに、大変申し訳なく思っております。また、少ない収入で、なおかつ不安定な仕事を、不安定な収入の仕事をされている方は日本全国にたくさんいらっしゃいます。自営業の方ですとか、そういう方々でも、ごく当たり前のように親の面倒を見るという、そういう方も、全国のみなさん、みんなされているにもかかわらず、自分の仕事が不安定だということだけで、甘くなってしまった自分が、今は情けなく思っています。そのような方々に、改めて、お詫び申し上げたいと思います。申し訳ありませんでした。
今後とも、よろしくお願いいたします。
竹中 それでは改めまして、質疑応答を受けたいと思います。改めて申し上げますが、お金に関することですとか、本人また家族に及びますプライバシーに関することにつきましては、どうぞご遠慮いただけますようにお願い申し上げます。それでは、挙手の上、ご質問よろしくお願いいたします。
──時期の確認をしたいんですけれども、最初に生活保護を受けられたのは何年になるのでしょうか。
河本 僕が芸人になってから、2〜3年くらい経ってからだと思いますので、14〜5年くらい前だという認識があります。
──最初の「援助できます」とお返事されたのが、いつごろになりますか?
河本 最初の、第1回目の援助が5〜6年くらい前だったと思います。
──増額されたのはいつですか?
河本 今年に入ってからです。
──今年のいつですか?
河本 1月……。
──現在はどのようになっているんでしょうか。
河本 現在は生活保護を受けておりません。
──それは、いつおやめになったんですか。
河本 おやめになったというか、これは私がしたことではなくて、母親が、僕に対してもそうなんでしょうけれど、これ以上、迷惑をかけれないというような思いがあったのでしょうか、母親の方から、生活保護を打ち切りたいという話がありました。
──それはいつですか?
河本 3月か4月ころだったと思います。
──そうすると、それまでの生活保護自体は、正しかったとは思っていますか? その最初のころ……。
河本 はい。
──で、途中からは、やはり正しくはなかったと。
河本 いえ、ずっと正しいと思っていましたが、ただ自分の認識の甘さといいますか、福祉の方と、きっちりと相談したうえで、別に僕がですね、何もかもを無視して勝手に毎月送っていたわけでもございませんし、最低限今できる金額はこちらですけどよろしいでしょうか、というような了解をきっちり得まして、納得していただいたうえで、こちらのほうでやらしていただいたので、そこに問題があるというのは、最初はまったく気づきませんでしたが、いろいろなご指摘がありまして、改めて自分の甘さに、人としてですが、人間として、自分だけが甘えているんではないかというような思いになりました。すいませんでした。
──そうしますと、生活保護を受けていたことは、正しいと思ってはいらっしゃいますが、不正受給とは違うと。
河本 はい。
──そうなると、正しい分も返還されるということですか。
河本 えー、正しい……分といいますか、それまでは、自分の年収が、自分の家族が養える分だけの収入をもらえていませんでしたので、生活保護を受けざるを得ないという状況になった時期は、福祉の方にお世話になったので、そこは生活保護を受給されてるということで普通に問題はないと思うんですけども、要は自分がテレビに出だして、収入がたくさんあるにもかかわらず、その時点で生活保護を受けていたというその事実、その部分に対しまして、自分の認識の甘さがかなりありましたので、おそらくそのへんからの生活保護でいただいてた分は、すべてきちんとお返ししたいと思っています。
──そうするとそれはいつからの分をお返しする予定ですか?
河本 だいたい5〜6年前からだと思います。
渡邊 すいませんあの、行政の方とそこらへんのところを、これから今あの、しっかりお話させていただいて、調整しているところですので、正確なところはまだ決められないといったところがあるので、ご理解いただければと思います。お願いいたします。
──河本さんが、毎日テレビに出てお仕事されてる中で、自分の母親が生活保護を受けている。どんな気持ちでいらっしゃいましたか?
河本 正直なところ話させていただきますけど、情けなくて恥ずかしい気持ちです。自分の母親が生活保護を受けているというところは、正直誰にも知られたくなかったですし、そういうことも全部世間の方にも分からなく、明るく振る舞うということが自分の仕事だと思っていましたので、ずっと生活保護を受けてる中、仕事をしてきましたが、早く抜けさせてあげなければというような思いで仕事をしてまいりました。
──その、増額をされた、5〜6年前ですよね、そのころでも十分にお母さんの面倒を見られるといったようなことではなかったんですか。
河本 かなり自分の認識が甘かったんだと思います。「その時期に見れただろう」というご指摘もたくさんありましたけれども、先ほども申しましたように、これは自分1人だけではないんですが、来年の仕事の保証はまったくございませんし、まあ自分事ではございますが、その間にも数回、長期的に休まなければならない病気も患ってしまいまして、その分、すべて自分の負担となりますし、芸人保険というものもございませんので、パニックになったのが、今の正直な気持ちです。
──5〜6年前から援助をいくらか始められて、今年1月にも増額という形もさらにできたという中で、でも、今年の3月あるいは4月ころにお母様の方で打ち切りたいというまでは、打ち切りということに関しては一切お考えにはならなかったのでしょうか。
河本 いえ、半年くらい前から、話し合いのほうはずっと進めてまいりました。その分、これは生活保護を実際に受けてる家族の方たちだとご理解いただけると思うんですが、特に大病を患っているご家族がいる場合ですと、急に莫大なお金がかかったりと、いろんなことがございますので、定期的に、自分の方でもお金の蓄えもしていかなければなりませんし、なおかつ、毎日の生活も、自分の家族の生活もありますしと、いろんなことがございましたが、その分、福祉の方々に、少し自分の気持ちが甘かったのか、半年くらい前からお話させていただくようになりました。
──そのお母様の生活ぶりというのは、生活保護プラスその河本さんの援助、のみで生活をされる予定だったのでしょうか。それともほかに、たとえば毎月いかばかりかお小遣いというか、必要なときには差し上げるというようなことはあったのでしょうか。
河本 基本的にはありません。長年会っていないという状況もありましたし、岡山と東京ということで、自分の仕事が忙しくなってきまして、仕事がないときには、電話のできるタイミングとかもあったのですが、深夜に収録が終わることが多いので、なかなか話することもできなかったですし、そのへんが今回の件を招いたのだと思いますけれど、もっと母親のケアができればな、と思っています。
──渡邊さんは弁護士でもあられるので法的なことをうかがいたいのですけれど、今、河本さんの認識でも「違法な点はなかった」ということをお話しされたと解釈しましたけれども、基本的にすべて福祉事務所と話したうえで、河本さんの収入面も含めて、どれくらい払えるかということを決めて、支援して、残りの分を生活保護で受給していたということで、それ以外にお金を渡したりはしていないということで、判断として、虚偽の申告をしていたりとか、お金は、実際には母親に資産があったにもかかわらず受給をしていたというようなことは一切なかったということでよろしいのでしょうか。
渡邊 はい、純粋に法的なことで申し上げますと、我々の方では、そういったいわゆる「不正受給」といわれるような虚偽の申告をして生活保護を受けるというような行為ではなかったと認識しておりますので、問題ないと判断しておりますが、今回、河本本人の意思もあるんですけれど、道義的な部分で、というところでお話をさせていただいているという認識でございます。
──河本さんにおうかがいしたいんですけれども、先ほど、いろいろ苦労している方に申し訳ないという道義的な面でのお話があったんですけれども、これ逆に、生活保護を受けざるを得ない人にですね、辞退を強要するような風に取られかねないので、そこらへんのところを渡邊さんと河本さんにもう一度お話いただきたいんですけれど、今回、河本さんがお金を払える状態なので、受給資格はあったけれども、融資的に福祉の方にお返ししたいということであるのかという確認とですね、本当に困窮している方が受給していることについてどうこう言うことではないんだという理解でよろしいのかどうか、もう一度お話をいただきたいと。
河本 はい。改めまして、これは自分の気持ちです。今まで自分がしなければならなかった、福祉の方々にいろいろ助けていただいた分、その分をきちんと返すというのは、自分の気持ちであります。
──河本さんにおうかがいします。認識が甘かった、ということをおっしゃっていますが、具体的には、福祉事務所と援助額を決めていたということですが、この額が少なかったという部分に対してなのでしょうか。
河本 少なかったというようなお話よりも、収入が多いのにもかかわらず生活保護を受けているのは道義的にどうなのかということの指摘に対しまして、自分の認識が甘かったというようなことでございます。
──以前は収入が多いにもかかわらず生活保護を受けるということについては、あまり道義的に問題は感じていらっしゃらなかったということでしょうか。
河本 感じてはいなかったといいますか、確かにそういう部分では甘い部分があったのかなと感じています。情けなく思っています。
──今回の生活保護受給についてですね、母親以外に親族の方も受給しているといわれてまして、3親等以内には扶養義務が発生するわけですけれども、その扶養義務が発生するような親族の方が何名いたのかということと、その方はいつからいつまで受給していたのか、今も受給しているのか、それについては支援できなかったのか、問題点がなかったのか、返納するのか、そのへんをお答えいただきたい。
竹中 こちら、渡邊のほうからお答えさせていただきます。
渡邊 あのー本当に大変申し訳ないんですけれども、みなさんそうやってご心配いただくのはわかるんですけれども、親族の生活状況であるとか、誰が保護を受けていて誰が受けていなくてっていうところは、極めて個人的なお話になってきますので、お答えを控えさせていただくということで、ご理解いただきたいというふうに思っております。申し訳ありません。
──河本さんにおうかがいしたいんですけれども、今回の一件、この1カ月ほどかなり報道があったかと思うんですけれど、その間お母さんと何かやりとりとか、お話されたとか、実際岡山に帰ってお話になったとか、そういうのがあれば教えてください。
河本 今日の会見にいたるまで、ずっと仕事をしていまして、岡山の実家の方に帰ることはできませんでしたが、今日も母親と電話をしまして「しっかりしゃべってこい」と言われました。
──今回の件を受けてですね、国会議員の方が問題視というかですね、議論をされているんですけれども、そのことについてはどのようにお考えですか。
河本 今の私の立場から何も言えることはございません、はい。
──そのことについてですね、河本さんご自身の言葉で説明していただきたいというのが国会議員のみなさんのお話だったんですが、今日にまで至る、少しお時間がかかったかなという印象があるんですが、それはどういう経緯があったんでしょうか。
渡邊 すみません、それは議員の先生方とお話をしてから、ここにいたるまでというご主旨でしょうか。まああの、私の方で議員の人とお話をさせていただいてるんですけれども、そこからさらにいただいた話を吟味したりとか、こちらのほうでも改めていろんな方のお話を聞いたりとかで時間がかかってしまいましたので、もし時間がかかっているという風にご批判があるんであれば、申し訳なかったと思っておりますが、議員の方々も含め、これからしっかりと、真摯に、誠実にお話をさせていただきたいと思っておりますので、そういうところでご回答させていただくということでよろしくお願いいたします。
──もし、河本さんが芸人ではなく一般のサラリーマンだったとしたら、このような事態をどう考えていたと思われますか。
河本 最初の時点で、母親が生活保護を受けなければならなくなった理由のひとつといたしまして、年収が100万円にも満たなかったという時代が数年にわたって続くという事態が、サラリーマンでは起きないと思います。安定した収入がある、もし仮に僕がそういうことになっていましたら、早急な対応がその時点でできていたのではないかと思いますが、それを言うなら、もう自分の収入が高くなったときに、生活保護を、なぜ自分で面倒みるようなことにできなかったのかというようなご指摘になりますので、すべて自分の認識の甘さ、情けないと思いますし、道義的に人として、まだまだ未熟者だなということを実感いたしました。すみません。
──今回、週刊誌や国会議員の片山さつき議員のほうで、今回のことが発覚したあと、河本さんのほうでTwitterのプロフィール欄を変更したと思うんですが、このプロフィール欄の内容を変更した意図というのを改めてお聞きしたいと思います。
河本 子を持つ親でありながら、いろいろなストレスを抱えてしまいまして、自分のうやむやな気持ちでTwitterのプロフィールに軽率な言動を書いたことは、深くお詫び申し上げます。すみませんでした。
竹中 ありがとうございました。そういうことで、本日はお忙しい中お越しいただきまして、誠にありがとうございました。この後、私と渡邊は残りますので必要なことがございましたらどうぞ聞いてください。いったんこの場で退席させていただきます。
河本 改めまして、大変お騒がせしましたことを、お詫び申し上げます。申し訳ありませんでした。
(日刊サイゾーより引用)
河本は会見で終始、”認識が甘かった”と詫びていましたが
「もらうものはもらっとけ」
と、放言していたことを思えば、とてもじゃないが許せない。
まさに、犯罪行為と紙一重ですね。
たとえ芸人とはいえ、人の模範であるべき立場なのに
不正受給を助長するような言動は、あってはならないこと。
これを機会に、法的な規制も見直していってほしいものですね。
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