歌手の付け人、ナベプロのスパイ、暴力団との交際、安倍首相父の懐刀…なべおさみの自伝がヤバい!
2014年07月14日 23:10
| 男性芸能人
タレントのなべおさみさんが、このたび上梓した自伝『やくざと芸能と』。この本のなかで彼は、自身の闇勢力との付き合いを振り返っているだけでなく、芸能とやくざの関わりを歴史から紐解き、天皇とやくざの関係にまで言及しているのです。
だが、本書の見どころはそれだけに留まらない。なべさんは驚きの芸能界の裏側や大物政治家とのつながりまで、かなり赤裸々に明かしているようで、「とんでもない本が出た!」と業界を騒然とさせているのです。

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加賀まりこが布施明との子を宿して未婚の母になる決意を固め姿を消してしまったときには、つてを辿り隠れ家を探し当てています、また森進一が独立を画策すればそれを阻止するなど、」タレントにしておくのはもったいないほどの働きぶりだったそうです。
こうしたなべの懐柔の手腕は、いつしか政界でも重宝されるように。とくに懇意の間柄となったのは、政治家の安倍晋太郎。そう、あの安倍晋三のお父さんです。なべは「私自身の政界での原点、親分は安倍晋太郎です」と綴るほど、入れ込んでいたようです。
本書では、水原弘、勝新太郎、石原裕次郎、三木鶏郎、野坂昭如、加賀まりこ、大原麗子、石津謙介、白洲次郎ら、錚々たる人物も登場するなど、凄まじい交遊録ではありますが、肝心の“明大裏口入学事件”の真相については、上手いのか上手くないのかよくわからないオチをつけて、結局は明かしていません。
それでも十分面白いので、アウトロー方面が好物の人には一読を勧めたいですね。
だが、本書の見どころはそれだけに留まらない。なべさんは驚きの芸能界の裏側や大物政治家とのつながりまで、かなり赤裸々に明かしているようで、「とんでもない本が出た!」と業界を騒然とさせているのです。
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(以下引用)
まず、なべは大学在学中から放送作家として活躍し、その後は渡辺プロダクションに所属して人気歌手・水原弘の付き人を務めていた。
当時のナベプロといえば、現在にいたる芸能システムを一気に築き上げ、創業者の渡辺晋はいわば元祖“芸能界のドン”的存在。なべはそんな渡辺社長を「お屋形様、信長様」と慕い、信奉していたという。
ある日、なべは渡辺社長と妻で副社長の美佐夫人から自宅へ来いと急に呼び出された。そして突然、「来年からお前は渡辺プロのために、隠密になって働いてもらいたい」と命が下る。
ここでいう隠密とは、待遇に不満を持つ所属タレントの話を聞き、「あくまでタレント側に立って味方しつつ、相手に悟られない様に事務所側に導く事」。いわば間者、スパイを任せられたというわけだ。
“ナベプロ帝国”と呼ばれたほどの影響力をもっていたとはいえ、こんなえげつない作戦まで展開していたとは……。
しかし、お屋形様に「陰の世界の任務」を課せられたなべは思わず“血がわななき”、忍者活動に精を出す。
(RITERAより引用)
加賀まりこが布施明との子を宿して未婚の母になる決意を固め姿を消してしまったときには、つてを辿り隠れ家を探し当てています、また森進一が独立を画策すればそれを阻止するなど、」タレントにしておくのはもったいないほどの働きぶりだったそうです。
こうしたなべの懐柔の手腕は、いつしか政界でも重宝されるように。とくに懇意の間柄となったのは、政治家の安倍晋太郎。そう、あの安倍晋三のお父さんです。なべは「私自身の政界での原点、親分は安倍晋太郎です」と綴るほど、入れ込んでいたようです。
(以下引用)
だが、決してなべは晋太郎の単なる子飼いだったわけではない。ときはタレント議員がもてはやされ始めたころ。赤坂のお座敷で、なべも晋太郎から出馬要請を受けたが、なべは同席していた「絵に描いた様な美人」を指さし、彼女を立候補させれば?と進言するのだ。
「なべおさみって、『女ののど自慢』の司会だった人でしょ」と侮るなかれ。その裏では“政界のプリンス”と見事に渡り合う、恐ろしい人物だったのだ。
だがそれ以上にビックリするのは、晋太郎はその提案通り、ほんとうにその美人を参議院議員選挙に出馬させたこと。ちなみにその美人とは、元タカラジェンヌで後に大臣職にまでのぼりつめた扇千景である。
このほかにも、晋太郎からの依頼で金丸信と会い、いきなり「すまんが、北海道に入ってくれんかね」と鈴木宗男の選挙協力を打診されたり、さらにはなべがOKすると、金丸に「(テーブルの)下へ手を出して!」「両手を広げて!」と言われたり(なべは「広げた両手にドサッと来た」と書いているが、これは選挙資金か?)など、本書に登場するエピソードは、タレント本の枠を超えすぎたスケール&ダーク感なのである。
(RITERAより引用)
本書では、水原弘、勝新太郎、石原裕次郎、三木鶏郎、野坂昭如、加賀まりこ、大原麗子、石津謙介、白洲次郎ら、錚々たる人物も登場するなど、凄まじい交遊録ではありますが、肝心の“明大裏口入学事件”の真相については、上手いのか上手くないのかよくわからないオチをつけて、結局は明かしていません。
それでも十分面白いので、アウトロー方面が好物の人には一読を勧めたいですね。
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